派遣会社の研究開発職のタイプは3通り

自動車メーカーや製薬会社など、多くの企業では研究開発職の人手不足が慢性化しています。希望者は多いですが正社員を増やすと、人件費が重くのしかかるからです。不足している部分は派遣会社に募集をかけて補っている状況ですが、この研究開発職の派遣と言ってもタイプがいくつかあります。大別して派遣会社の社員が赴く正社員型と、一般的な派遣と同様の雇用形態である登録型です。

正社員型は福利厚生も整っており、派遣されていない期間も給与は発生するので雇用が安定しています。派遣される分野など細かな希望は会社の裁量次第なので、自身で選択する事はできず自由度は低い傾向にあります。登録型は自身の希望や要望、分野などを派遣会社に登録しておくもので、募集や求人がある企業とマッチングする仕組みです。その為、自分が希望する分野の研究開発職の仕事に携われるメリットがあります。

新卒で研究開発職として企業に採用されたとしても、自身が望む研究に携われる事は少ない事から、派遣は非常に自由度が高い働き方です。将来は正社員になりたい希望の場合、間口は広くありませんが紹介予定型派遣と言うタイプもあります。この場合は派遣期間が終了後にそのまま直接企業に雇用されるものです。一定期間として最大で半年派遣された後に決めるので、その会社が自分に合うのかなどを試せるトライアル期間と同様の体験が可能となります。

研究開発職は何も企業の正社員にならなくても、派遣会社を介す事で携わる事は可能です。

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